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20代に知ってほしい!いまさら聞けないお金の歴史!

お金とは?

 

結論から言うとお金は“交換の手段”です。

欲しいものや必要なものを手に入れる手段でしかないんです。

ですが、なんでこの硬貨と紙幣などお金と呼ばれるものに価値がうまれたの?

こう聞かれて答えられる人がどのくらいいるのだろう。

ふとこんな疑問がでてきたので、今回はこのお金の価値が生まれた

お金の『歴史』についてまとめてみました。

物々交換

まず最初に、お金の考え方のもとになったのが『物々交換』です   

物々交換って聞くとNintendo DS の

「おいでよ どうぶつの森」が思い浮かました(笑)

ゲームの中ではカブ→ギター、ギター→レアな写真やアイテムになる

“わらしべ長者”のような形で欲しいものに辿り着く面白さがありましたよね。

ゲームの話とはちょっと違うかもしれませんが…

お互いに交換したいものが一致したときに成立するのが『物々交換』

しかし、”物々交換”は交換する相手がいない場合にはどうなるのか?

簡単に想像ができますよね。

自分の持っているもの(魚や野菜など)がダメになってしまうんです。

それに加えて、必要なものが必要な時に手に入らない点でも不便さはあります。

この問題をどう解決していったのでしょうか…

物品貨幣

この問題を解決するために考え出されたのが『物品貨幣』です。

自分が持っているものを、いったん「布、米、貝殻、塩」など

価値が認められもの(利用価値が高く、保存も効く)に交換するようになりました。

この物品紙幣がお金の先駆けとなるものです。 

例えば、鮮魚1匹は貝殻3個、陶器1個で貝殻60個とすれば、鮮魚20匹で陶器1個と 

交換できるとするのです。

この“物品貨幣”の登場で物取引は格段に効率が良くなりました。

しかし、1つ問題を解決すると新たな問題が出てくるもの…

その問題は量が多くなればなるほど“重くて運んでられない”です(笑)。

そりゃそうですよね。

金属貨幣

この不便さを解消したのが”金貨”や”銀貨”などの『金属貨幣』です。

小さくても高い価値があって、時間がたっても腐らず、加工もしやすい金属、

そして持ち運びがしやすい形の“金属貨幣”が広まっていき、

お金の役割を果たすようになりました。

日本で作られた“金属貨幣”で、現存する

最古の 銀貨 は 7世紀 の” 無文銀銭”

最古の 銅貨 は7世紀末の” 富本銭 “

最古の 金貨 は 760年 ( 天平宝字 4年)の “開基勝宝 “

預り証

続いて出てきたのが中国から出てきた『預り証』です。

“金貨”や”銀貨”は大量だと持ち運びが困難なうえに落としてしまう

危険性があります。

そこで、両替商に安全に保管してもらって預り証を受け取り、

この”預り証”を渡して買い物をするようになりました。

これが“紙幣”のはじまりです。

日本でも紙幣制度が導入され、現在の“通貨”(日本銀行券)につながっています。

世界で初めての紙幣は、中国で発行された“交子”です。

北宋の時代に発行され、鉄銭の不便を解消しました。

デジタルマネー

ついに、お金は形すら無くなってしまいました(笑)

もう手元に現金がなくても買い物ができてしまう時代の到来です。

この『デジタルマネー』にはいくつか種類があります。

  1. クレジットカード
  2. プリペイドカード
  3. デビットカード
  4. 電子マネー
  5. スマホ決済
  6. 仮想通貨

 この中でも特に⑥仮想通貨に関しては“形”“国籍”もないお金です。

 ここまで書いてきましたが、お金の進化の過程がよく分かったと思います。

 最初は、持つことや見て数えられる貝殻やお米だったものが金属や紙に変化。

 そして、今は電子データに置き換わったお金。

 これからも変化していきそうです。

 これ以上、変化したらどうなっていくんだろう。想像もつきませんね…

最後に

“お金の『歴史』”についてみてきました。普段、何気なく使っている“お金”。

生きてくうえで必ず必要であるにもかかわらず、歴史や価値をあまり

勉強してこなかったのではないでしょうか。

日本では、江戸時代より武士の中でお金は不浄なものとされていました。

ですが、勉強すればするほど”お金”は不浄どころか世界の経済と社会を

考えるにあたって絶対に必要なカギであることが分かってきています。

”お金”に対するネガティブなイメージは捨てて、

動きと働きを理解することがこれからの時代には不可欠な要素になる。

この“お金の『歴史』”を学んでことが

皆さんのお金のことを勉強する“きっかけ”になることを願っています。