お金の役割

 

お金は私たちが社会で生活していく上では、なくてはならないものです。

身体を包み、守るための「衣」、生命維持のために必要な「食」、雨風や寒さを凌ぐ「住」

これら必需品のためにはもちろん、自分の欲しいモノのため、体験のしたいことのため、

また、病気やケガなどもしもの時に困らないように備えるため、

そして、老後の生活を充実したものにするためなど、

こんな風に思っている人は多いはずです。

このような思いに基づいて、自分の“理想の人生を実現するための道具”がお金です。

今回はそんなお金の役割についてまとめます。

価値の保存

まず、1つ目の役割は『価値の保存』です。

お金は、すぐに使わずに貯めることができる特性があります。

いわゆる“貯金”のことですね。

貯金は簡単に言うと「お金を使わないこと」です。

今日お金を使いましたか？もし使っていない方がいれば、それは

“明日お金を使う能力を手に入れている”ということを意味しています。

言い換えると”今”使わないことは”未来”へ能力を付与しているということです。

この貯金の習慣を、身に着けることができれば、

この先の人生で、どんな状況もなっても自分をコントロールして

正しい判断をすることができるはずです。

価値の尺度

２つ目の役割は『価値の尺度』です。

お金は違うモノやサービスに置き換えることで価値を測ることができます。

自分の稼ぎが多いか少ないかを判断するのもこの『価値の尺度』の１つ。

世の中の会社の売り上げや借金も、モノの値段も

このお金の『価値の尺度』という機能をつかって、多いか少ないかを判断している。

例えば…

こんな風に泊まったホテルの金額だけでそのホテルの外観やサービスなどの価値を

測ることができてしまいます。これがお金の『価値の尺度』です。

それにしても、１泊１００万円のホテルなんて泊まってみたいものですね…

交換の手段

3つ目の役割は『交換の手段』です。

お金は、お金と交換して自分の欲しいモノやサービスを手に入れることができます。

これは私たちが一番身近に感じる役割ではないでしょうか？

世の中のサービスはこのお金の『交換の手段』という機能でまわっています。

子供のころに経験したこんなやり取りも立派な『交換の手段』です！

良いモノを買うときや良いサービスを受けるためにはそれなりのお金が掛かるし、

お金を受け取るときも同じことが言えます。

まとめ

お金には『価値の保存』『価値の尺度』『交換の手段』の3つの役割がある

ことを書きました。この役割があるからこそ、こんなにも世に広まり

重宝されてきたのです。この役割をきちんと説明できる方は少ないです。

一生かかわってくるお金の知識はいつから学んでも遅くない。

なんとなくネガティブなイメージを持っている方もその考えを脱して

ぜひ自身の持つお金と向き合っていただきたいです。

この記事があなたのきっかけになることを願っています。